融資 注意点

融資が必要な時の注意点

「すぐにお金を借りなくては!」誰しもこのような状況に陥った場合は、冷静な判断が難しいこともあります。お金がないという体験をした方は、あの独特の不安と焦燥感が思い当たるでしょう。

 

融資を受けることが必要な時、まずは落ち着いて借入先を探す必要があります。早く借りなければと思うほど、「もう、どこでもいいから申し込みをしてしまおう。」となるものですが、そんな時こそじっくりと借り入れ先を検討する必要があります。

 

金利だけを見て大急ぎで申し込みをしてしまうのも、大手消費者金融などでしたらさほど問題にはならないでしょう。しかし、小規模な消費者金融などでしたら借入先をきちんと確認して申し込みをしなければ、違法な業者である可能性もあるのです。

 

登録番号を確認するのはもちろんのこと、ウェブサイトなども必ずチェックしておきましょう。中には、サイトを持たない小規模な消費者金融もあります。日本貸金業協会のメンバーであるかといったことも、安心できる借り入れ先として確認しておくとよいでしょう。

 

もしも違法な業者に申し込みをしてしまうと、そういった業者間に自分の名前や連絡先が知れ渡ってしまうというリスクがあります。急いでいる時ほど確認を怠ってはいけません。急いでいると、なんとなくおかしいとは感じているのに「まあ、いいか。きっと大丈夫だろう。」と根拠のない考えで申し込みをしてしまいやすくなります。これは、借り入れに慣れている方も、「自分は経験があるから問題ない。」と考えて失敗してしまうこともあるのです。

 

他にも融資を受ける時には、その金額の決め方にも注意が必要です。借りられるだけ借りてしまおうという考え方は危険があります。借り過ぎに繋がるのです。今は、総量規制がありますので、どうやっても消費者金融からは年収の3分の1を超える金額を借りる事はできません。しかし、これには住宅ローンなど銀行からの借り入れは含まれていませんので、場合によっては総量規制の範囲内でも返済が大変と感じるかもしれないのです。

 

借り入れ金額はあくまでも、自分が確実に返済できる金額を前提として決定する必要があります。多めに借りておいてもいいだろう、せっかく借りるのだからできるだけ大きな限度額にしておこう、と考えることで返済に問題が起こってしまうかもしれません。

 

借り入れ先選びと借り入れ金額の点に注意をしておくことで、融資における危険度は減らせます。しかしより快適な返済をするためには、返済方法が多い金融機関を選んでおくことも重要でしょう。返済日前にメールを送るというサービスを行っているところもあります。また、いつでも自分の都合の良い時に返済できる、随時返済も手数料などを全く取らずに受け付けている金融機関もあります。こういった返済のシステムが整っていることで、確実に返済していくことができるのです。

 

融資を必要以上に難しく考えてしまわなくてもよいのです。金利などの金融商品自体の特徴を比較して借り入れ先を選ぶことも大切ですが、安心感を優先することも時には必要なことなのかもしれません。